- 児童ポルノの単純所持で16人が逮捕された。
- 逮捕されたのは秋田、山梨、埼玉、福岡など10都府県の27～60歳の会社員ら。
- 所持していたのは2015～16年製造の「着エロ」と呼ばれるセミヌードDVD
- 複製されたDVDの購入者
「ギリギリセーフ」が「アウト」に
《法律が定義する「児童ポルノ」とは》
衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位（性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部をいう。）が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの。
このように定義されているものの、曖昧な部分が多いことから議論にもなっています。
「全体又は一部を着けない」「性器等若しくはその周辺」範囲が曖昧ですし、
「性欲を興奮させ又は刺激するもの」、これは人によります。
今まで児童ポルノとされていた「作品」は、児童の性器が露出しているものが中心でした。
例えば、映像作品であれば児童との性行為を撮影した「関西援交」をはじめとする「〇〇援交シリーズ」が有名ですね。
写真では、西村理香などの代表作が有名な力武靖、他には清岡純子の作品でしょうか。
今回の摘発のきっかけになった作品は何なのか
上記は完全にアウトとして、今回ターゲットになったのが「2015～16年製造の着エロ」。
しかしこの時期は過激ジュニアアイドル全盛とも言える時期でした。
そこで、今回摘発の対象となった作品を推測してみました。
①女子高生にTバックや極小ビキニを着せた「藤軍団」作品
このシリーズの特徴は着衣が過激なだけでなく、ポーズやしぐさまで扇情的でした。
しかし少女好きからすると年齢が高めなのと、清楚さが皆無なため児ポとは種類が違うように思います。
②ジュニアアイドル全盛期を支えた「アウトラン4871所属アイドル」作品
「佐々木みゆう」「水沢えりこ」「水野舞」など事務所アウトラン4871に所属していたアイドル。
当時は毎月のように新作DVDが発売されていました。
アイドルとしてはルックスがやや個性的な部分を水着やレオタードを着せてちょっと股間にシミを表現したりして補っているのが特徴でしたが、児童ポルノに認定されるほどの過激さはありません。
③美月りんが代表作のGOD（ゴッド）シリーズ
言わずと知れたジュニア＆着エロの代表作で児童ポルノと言えなくもない作品です。
しかし、今回の摘発対象となった2015～16年以前の作品です。
④みずのそら、中村早希で有名な「イメージクリエーター」作品
たぶんこれだと思います。
イメージクリエーターは過激ジュニアアイドルDVDのレーベルで、2016年に代表者が逮捕されるまでに数々の名作を生みだしました。
中でも有名な女の子は、「みずのそら」「中村早希」「新倉ひまり」
続いて、「中沢ひめか」「小林桃華」「泉明日香」「清水美蘭」「天野まあさ」「河合すみれ」「白木悠吏阿」「村松奈々」「伊杉あかな」
時期が一致すこと、小学生に極小ビキニを着せた着エロであることからほぼ間違いないと思います。
司法は具体例を示せ
あえて曖昧にすることで恐怖を煽る戦略か
イメージクリエーターの作品は2015～16年当時は普通に販売されていて18禁でもなく誰でも買うことができました。
しかしそれが今では、違法薬物の如く所持しているだけで捕まってしまいます。
問題なのは、自分が持っている作品が児童ポルノなのかそうでないのかわからないこと。
そして、曖昧であるが故に取り締まる側はその時代によって自由に解釈を変え、今回のように摘発するのです。
司法は曖昧戦略を取るのをやめ、どの作品が具体的に違法なのか明確に示すべきでしょう。
このままでは近い将来、漫画やアニメをはじめゲームやCG作品も対象となりかねません。
恐ろしい時代になったものです。
当サイトの対応
残念ではありますが、当サイトで紹介しているイメージクリエーターをはじめとする作品に関連する記事は削除いたしました。申し訳ありません。
記念に、作品のジャケット写真を載せておきます。
イメージクリエーター
小学生とは思えない完成された下半身と、それ以外はつるペタなギャップが当時多くのジュニアアイドルにない魅力でした。
GOD（ゴッド）
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